宮内庁式部職楽部 雅楽2012年欧州公演


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宮内庁式部職楽部

雅楽は、宮中の儀式、饗宴、春・秋の園遊会などの行事の際に演奏されています。また、昭和31年から文化団体や広く一般に公開するため、皇居内の楽部において毎年春秋2回演奏会を催しており、春季は文化団体や在日外交団を中心に3日間、秋季は新聞・ラジオ等により広報して一般からの参観申込者のために3日間、公開演奏しているほか、文化庁や都道府県教育委員会の要請により毎年2回程度、全国各地で地方公演を行い、また、年1回程度、国立劇場において公演しています。

一方、外務省などの要請により、昭和34年にはニュー・ヨーク国連総会議場で初めて海外公演を行い、引き続いて米国内7都市で33回、45年にはウィーン国際音楽祭(100年記念)参加を機会にヨーロッパ8か国14都市で16回、51年にはヨーロッパ8か国12都市で19回、62年には皇太子同妃両殿下の米国ご訪問を機会に同国2都市で2回、平成元年には、ベルギー国における「ユーロパリア日本祭」開会式とドイツ連邦共和国ケルン日本文化会館20周年記念事業に際し、両国3都市で5回、平成12年には、天皇皇后両陛下のオランダ・スウェーデンご訪問を機会にヨーロッパ3か国3都市で5回及びエジプト国で2回の公演を行い、平成14年には大韓民国において日韓宮中音楽交流演奏会韓国公演を同国2都市で行いました。

昭和30年、宮内庁楽部の楽師(がくし)が演奏する雅楽は、国の重要無形文化財に指定され、楽部楽師は重要無形文化財保持者に認定され、千数百年の伝統ある雅楽を正しい形で保存するよう日々研さんしています。さらに、宮内庁楽部の演奏する雅楽は、平成21年、ユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載決議がなされ、これにより、今後伝承されていくべき我が国の伝統文化として、我が国のみならず国際的にも認知され、歴史的、芸術的にも世界的価値を有することとなりました。

また、これらの職員は、洋楽も修得しており、皇室の行事の際には演奏を行っています。ちなみに、宮内庁の楽部は、我が国の洋楽演奏団体のうちでも最も古い歴史を持つものの一つです。(宮内庁公式ウェブサイトより抜粋)